Hi-BSC処理

ショットピーニングを応⽤して特殊⾦属を拡散させ、様々な特性を付与することで、⾦型寿命の向上が期待できます。

特長

・耐ヒートチェック、耐焼付き、耐SCC、摺動性などの特性が向上。
・微粒⼦表⾯改質によりディンプルを形成させ、離型剤保持性が向上。

用途別に性状を最適化した処理をラインナップ

用途別に性状を最適化した処理をラインナップ

*位置付け「優A 並C」(+はさらに良)注この位置付けは一般的な目安としてご利用下さい。

耐ヒートチェック性

耐ヒートチェック性

*NVG-B1処理は弊社ガス軟窒化処理となります。

試験片:SKD61(45HRC)
試験方法:加熱ブロックに押し当て、試験片を570℃まで加熱。その後、水冷し15秒保持(100℃まで冷却)
試験条件:ADC12(680℃)、TP250℃、ユシロンフォームAZ7500W

耐ヒートチェック性試験条件

離型抵抗(摺動性)

各種窒化法の耐Al溶損性・耐溶損性評価方法

試験片:SKD61(45HRC)
試験方法:加熱したTPに離型剤を塗布して、溶融Alを注湯し、凝固後、Alを引張り離型時の抵抗値を測定。
試験条件:ADC12(680℃)、TP250℃、ユシロンフォームAZ7500W
PR-TMG-H-N-1701

腐食疲労特性

腐食疲労模擬試験 【腐食疲労模擬試験】
試験方法:試験片冷却穴内に3.5%NaCl水溶液を流し 試験片左右から1000MPaの繰返し応力を付与 亀裂が発生するまでのサイクル数を測定
試験片:SKD61(45±1HRC)

腐食疲労模擬試験

*本資料に記載の特性等は代表的なデータであり、実際の製品で得られる特性値と異なることがあります。